GAMEOVER
聞いてみたらEND

メイドの格好をした女の子と、サンタクロースの格好をした不審者が、何かを話している。

不審者の話を聞いて、メイドの格好をした女の子は「それマナビ姉(まなびねえ)に連絡した方が良いよ。ミコ姉(みこねえ)は男性の空手3段に勝ったこともあるけれど、油断しない方が良いよ」と心配していた。

一方の不審者は「大丈夫、マッサンや地元猟友会で結成された自警団が一緒だし、佐々コーポレーションの捜索隊の精鋭が尾行中だから、マナビとムツヒメは計画通りに…


…そういうわけで私は産業スパイを捕まえたら、この場所に戻ってくるから、それまで頼むよ。」などと言いながら、メイドの格好をした女の子に
「何か」を渡し、使い方の説明を始める。

あなたの存在に、不審者とメイドの格好をした女の子は気づいていない。

この条件を活かして、あなたは二人に近づき

「聞きたいことがあるんだけど…」
と声をかけます。

すると次の瞬間…

「ごめんなさ〜い!許してくださいね!!産業スパイさん」

と申し訳なさそうな声を上げながら、メイドの格好をした女の子が、あなたに対して睡眠効果のあるスプレーを吹きかけます。

あなたは、この行動を予測していなかったので回避する(避ける)ことが出来ずに、まともにスプレーを受け、そのまま眠ってしまいました。

自分の意思と関係なく眠りに落ちる瞬間…



メイドの格好をした女の子は、
「どっ…どうしよう!?
ミコ姉が産業スパイの話をしていたから、産業スパイが現れたと思って、護身用のスプレー使っちゃった!!!」
と言って、すごく慌てている。

その様子を見てサンタクロースの格好をした不審者は
「このスプレー、記憶が消えるほど強烈だけど、後遺症もないし、このまま寝かせておけば大丈夫だよ」
と言いながら、メイドの格好をした女の子と一緒に慌てだす。

護身用のスプレーを渡した張本人であるサンタクロースの格好をした不審者は、メイドの女の子に対し
「こういう場合は謝ってから、ひとまず…………」

何かアドバイスをしているようだが、あなたの意識が薄れ、眠りに落ちていく…………


あなたは自分にスプレーを吹きかけた人物と、あのサンタクロースの格好をした人物が、それぞれ誰なのか分かりましたが…


………それから数時間後、あなたが目覚めると



「戦国ケンタをゲットしてからの記憶が、消えている」ことに気づきました。

おまけに不審者の落とした招待状は、どこにもなく
招待状を持っていたことさえ、あなたは覚えていない。

…………大事なことを思い出せないまま、あなたは家路につくことにした。

後日、あなたの元に知り合いが「差し入れ」といっていろんなものをプレゼントしてくれた。 


…差し入れ自体は嬉しいけれど、差し入れを持ってきた理由を聞いても教えてくれなかったので、あなたには新たな疑問が生まれてしまう。


そのため、あなたは
「どこかで選択を間違えたのだろうか?
大事なことを忘れている気がするけれど、それが何なのか全く思い出せない」と悩み出す。
……が、その大事なことは今も思い出せないままである。