石像の人物・佐々成松とは?
(マッスル・フラワーの後・佐々マナビが同行中)
戦国時代に越中(富山県)を治めていた戦国大名・佐々成政(さっさ なりまさ)の影武者(代理人)を務めた人物が、
目の前にある戦国武将の石像こと
佐々成松(さっさ なりまつ)
である。
この佐々成松(さっさ なりまつ)という人物は、佐々成政(さっさ なりまさ)と外見が似ていた。
加えて力持ちで、佐々成政(さっさ なりまさ)の窮地を、その怪力で何度も救っている。
そんな佐々成松(さっさ なりまつ)には、佐々成増(さっさ なります)という相棒がいた。
猪突猛進に突っ込み蹴散らす佐々成松と、そんな彼をサポートする作戦参謀の佐々成増は名コンビで、佐々成政が戦国時代を生き抜く上で欠かせない存在として知られている。
そんな佐々成松と佐々成増の両名だが、
一緒に戦う仲間や治める領地の人たちを何よりも大事に考え尽くした、良い人であった。
佐々成松は「山吹の猛牛(やまぶきのもうぎゅう」、佐々成増は「蒼天の成増(そうてんのなります)」という異名(ニックネーム)で呼ばれ、
多くの人から慕われ、こうして
石像
が残っていることが、その証拠だ。
…でも信頼の置ける歴史的資料では佐々成松に関する記載がなく、合掌造りの建物の前にあった佐々成増同様、
実在が疑われており、戦国時代を扱った有名な歴史シュミュレーションゲームでも出番がなく、歴史好きで無い人から見たら両名とも無名の存在である。
…そんな佐々成松について調べた後で、あなたは
「そういえば、佐々成松もマッスル・フラワーに負けないほどの怪力を持っていたな。
昔のテレビ番組『影武者・佐々成増』の作中、佐々成増に迫る騎馬隊に対して佐々成松は
近くにあった
石像
を持ち上げて、騎馬隊めがけて投げつけた。
成人男性と同じ大きさの石像が猛スピードで飛んできたので、追ってきた騎馬隊は、ビビって逃げ出した。
あのシーン…すごかったよな〜。」
と声に出しながら、昔に見たテレビ番組の内容を思い起こす。
この場とは関係のない昔のテレビ番組のことを思い出せた要因は、マッスル・フラワーについて調べたことに加え、佐々成松についても調べたからである。
それに佐々成松もマッスル・フラワーも怪力の持ち主で、どちらも石像を運搬したことがあるので、両者を調べることで共通点に気づき、そのことによって、あなたは
どっちも似た者同士、どちらも目の前にある石像なんて軽々と運べそうだな
という想像を、してしまう。
その瞬間
……!
…………んンンンンンンンンん!!!
…………………………そうか!そうだったのか!!
…これが……さっきの合掌造りの建物の中で見たメッセージが示す、答えかもしれない!!!
あなたはマッスル・フラワーを調べた際に得た『閃き』が何なのか、分かった。
だからこそ、あなたは同行者の佐々マナビに何かを、お願いし始める。
すると佐々マナビは
「わかったよ。すぐに戻ってくるからね!」
と言って、この場から足早に立ち去っていく。