場面04・火縄銃と合掌造り
「合掌造り(がっしょうづくり)」
という名称は、富山県南砺市・五箇山や
岐阜県白川地方にある古民家のことを意味する。
近年、世界遺産に制定され、この建物を見るために県内外から様々な人が訪れていた。
…そんな合掌造りは現在、上記の都道府県だけでなく、
「佐々(さっさ)コーポレーション」という日本を代表する大企業の敷地内にも、複数存在する。
ちなみに今、あなたのいる場所が、その佐々コーポレーションの敷地内だ。
注意事項・上記の画像は、解説のためのイメージです。
そして先程あなたが、不審者を初めて見た際に目にした合掌造りの建物は、その一つにしか過ぎない。
あなたは今、そんな佐々コーポレーションの広大な敷地内で、佐々ミコのいる方向に向かって進んでいる最中だ。
すると
あなたの目に、戦国時代の武器である火縄銃と、
合掌造りの建物と
戦国武将の石像が
飛び込んできた。
しかし、肝心の佐々ミコの姿は、どこにも無い。
…別の場所に行ってしまったのか?それとも、あなたの向かった方向が間違っていたのでしょうか??
予想外の結果を前にした、あなたの鼻に
火縄銃特有の火薬の匂い
が漂ってきました。
この状況に、あなたは
「どうして誰もいない場所に、火縄銃?」
と疑問を持ちます。