石像の人物・佐々成松とは?
(佐々マナビが同行中)
戦国時代に越中(富山県)を治めていた戦国大名・佐々成政(さっさ なりまさ)の影武者(代理人)を務めた人物が、
目の前にある戦国武将の石像こと
佐々成松(さっさ なりまつ)
である。
この佐々成松(さっさ なりまつ)という人物は、佐々成政(さっさ なりまさ)と外見が似ていた。
加えて力持ちで、佐々成政(さっさ なりまさ)の窮地を、その怪力で何度も救っている。
そんな佐々成松(さっさ なりまつ)には、佐々成増(さっさ なります)という相棒がいた。
猪突猛進に突っ込み蹴散らす佐々成松と、そんな彼をサポートする作戦参謀の佐々成増は名コンビで、佐々成政が戦国時代を生き抜く上で欠かせない存在として知られている。
そんな佐々成松と佐々成増の両名だが、
一緒に戦う仲間や治める領地の人たちを何よりも大事に考え尽くした、良い人であった。
佐々成松は「山吹の猛牛(やまぶきのもうぎゅう」、佐々成増は「蒼天の成増(そうてんのなります)」という異名(ニックネーム)で呼ばれ、
多くの人から慕われ、こうして
石像
が残っていることが、その証拠だ。
…でも信頼の置ける歴史的資料では佐々成松に関する記載がなく、合掌造りの建物の前にあった佐々成増同様、
実在が疑われており、戦国時代を扱った有名な歴史シュミュレーションゲームでも出番がなく、歴史好きで無い人から見たら両名とも無名の存在である。
…そんな佐々成松について調べた後で、あなたは
何か「違和感がある」ことに気づく
その違和感は漠然としていて、今は具体的には説明できない。
…ただ、その違和感は今の自分が見ているものの中に存在している。
そして…この違和感こそが、今の状況を変える鍵になりそうな予感がした。
加えていうなら、この違和感は合掌造りの建物の前で佐々成増の石像を見た時に感じたものと同じだ。